

既存の小学校と中学校の間に、それらを繋げるようにして新校舎を建てる計画。広い屋根付きの屋外空間が求められていたので、地上階をヴォールト状の大きなRC造屋根で覆って半屋外空間をつくり、全天候型の休憩スペースとした。その下で2つの既存校舎間の段差(1.6m)をそのまま新校舎内に取り込んで、異なる階高を利用しておおらかな食堂や自習室を実現している。教室群は屋根の上にそっと置かれた木造ヴォリュームにコンパクトに納められる。
構造: zpf Consulting AG
イメージ: atelier tsu
用途: 小学校、食堂
場所: ダボス
面積: 3'430 m2
制作: 2022